- フットサル日本一経験者
- 元Fリーガー(ペスカドーラ町田)
- 自らが選手兼監督を務めるFC NAKAIを立ち上げ、YouTube番組「目指せ!Fの頂」が総再生回数400万超え。
フットサルで毎回息が上がりまくって、足がガクガクになるっていう人向けの記事になります。
気持ちめっちゃわかります。とくにしばらく動いていなかった時の久々のフットサルはやばいですよね。
「早く交代して~」って思いながらプレーしたことは誰しもあるのではないでしょうか?
今回はフットサルがしんどいよという方に向けて以下の内容を解説していきます。
- フットサルがしんどい理由
- サッカーとフットサルどっちがきつい?
- フットサル中のしんどさを抑える方法
初心者の方はもちろん、ガチ競技者の人にも参考になる内容だと思います。
この記事を読むことでフットサルのしんどさが少しでも軽減されて、より楽しんでいただけたら嬉しいです!
フットサルがしんどい理由
フットサルってそもそもしんどいスポーツなんですよ。
競技の特性上これは仕方ありません。サッカーよりも「キッツ!」って思うことは多いと思います。
フットサルがしんどい理由は以下だと思います。
- 攻守の切り替えが激しい
- 人数が少ないためサボれない
- 交代自由とはいえ、好きなタイミングでは代われない
一つ一つ解説します。
攻守の切り替えが激しい
フットサルは攻守の切り替えが激しいスポーツです。
ピンチかと思ったらボールを奪ってチャンス..と思ったらまた奪われて戻らなきゃいけないなんてことよくあります。
短い距離のダッシュを何本も繰り返さなきゃいけないのでそりゃーきついです。
皆きついところなんですよねこの切り替えが。だからこそここを走り切れるチームは強いです。
人数が少ないためサボれない
フットサルはサッカーと違って自分のチームは5人しかピッチに立っていないので、サボるとすぐばれるし、チームにかける迷惑は大きいです。
サッカーは11人もいるので多少サボっても何とかなります。僕もサッカーをやってた頃はボールが逆サイドにあるときとかは堂々とサボってました。
これがきついところでもありますね。
チームメイトが一生懸命走っている中、自分だけ歩いているというのも気まずいですし。
交代自由とはいえ、好きなタイミングでは代われない
フットサルは交代自由ではありますが、実際には好きなタイミングでは代われません。
相手ボールの際に交代するとその瞬間、数的不利が生まれてしまい、ピンチになってしまうためです。
そのため基本的にフットサルではマイボールの際に交代する必要があります。
「めちゃくちゃ疲れてるのになかなかマイボールにならなくて代われない…」ってときは地獄ですよね。
サッカーとフットサル、どっちがきつい?
しんどさのサッカーとの比較です。
サッカーもフットサルも経験した僕としては、フットサルの方が「きつい」です。
もちろん、サッカーもきついんですが、フットサルの方が「追い込む」回数が圧倒的に多いです。フットサルは交代が自由にできるため、フルパワーで出し切って交代して休み、また出場してフルパワーで出し切るというのを繰り返すスポーツです。
体感的にはフットサルの方が「きつい」と感じることが多いでしょう。
フットサル中のしんどさを抑える方法
フットサル中のしんどさを抑える方法をご紹介します。
そもそも体力を上げる
元も子もない話をしてしまってすみません。「そんなことが聞きたいんじゃねえんだよ」って声も聞こえてきそうです。
でも試合中にしんどさを感じたくないのであれば、体力を上げるのが手っ取り早いかもしれないです。
フットサルで必要な持久力を付けるのに有効なのは以下です。
- タバタ式トレーニング
- シンプルにフットサルをする機会を増やす
- 栄養、睡眠を整える
タバタ式トレーニングっていうのは20秒間の強度の高い運動と、10秒間の休息、あるいは負荷の軽い運動を1ラウンドとして、それを8ラウンド繰り返すっていうトレーニングです。これはめっちゃきついですけど、週3以上やれば体が変わっていくの実感できますよ!
あとはシンプルに寝不足の時や栄養不足(エネルギー不足)の時も全く動けません。フットサルをする前日、当日はよく寝てよく食べるようにしましょう。
逆にそんなに効果ないのは以下です。
- 低強度で長い距離をランニング
ゆっくりとしたランニングで鍛えられる能力はフットサルで必要な体力とはちょっと違います。
フットサルで走れるようになるためには
高強度を短い時間で繰り返す
ということを意識してください!
チームとして体力消費を抑える戦術を採用する
チームとして体力的にしんどいメンバーがいるときには一時的に体力消費を抑えるような戦い方をするのも一つの手です。
疲れて走れないメンバーがいるのに、走ることを前提とした戦術を行ってもうまくいきません。
例えば
- 前からのプレスをやめてハーフまで引く
- 前へ前へと行くのではなくボールを落ち着かせるようにプレーする
- 完全マンツーマンではなくマークを受け渡す
などなど。
これは監督の意向に合わなければどうしようもありませんが、もしそのような判断ができるような立場であれば、チームに提案してみてもいいかもしれません。
全力でプレーしない
フットサルは全力でプレーしない方がいいですよ。
こういうと語弊があるかもですが、フットサルがうまくいかない人ほど全力で頑張っちゃってます。
フットサルの始めたての僕もそうでした。でもフットサルの大先輩から「力抜いてやれ」と言われてから価値観が変わりました。
スポーツは全力でやるものっていうイメージがあるし、僕たち日本人は真面目なのでこの感覚が難しいですよね。
もちろん球際とか戻りディフェンスとかは100%の力で頑張ります。
でも一つ一つの動作は本当にフルスピード、フルパワーでやる必要がありますかね?
上手い人ほど上手に力を抜いてます。フルスピードでやらなくてもいいプレーをすることは可能です。
フットサルを全力で頑張りすぎると以下のデメリットがあります。
- 疲れる
- 余裕がなくなってミスが増える
今すべてのプレーを100%をやっていて、すぐ疲れてしまうという人は一旦60%~70%の力でやってみるのを意識してみてください!
これは数年前の僕にも言ってあげたい。。。
まとめ
- 攻守の切り替えが激しい
- 人数が少ないためサボれない
- 交代自由とはいえ、好きなタイミングでは代われない
- そもそも体力を上げる
- チームとして体力消費を抑える戦術を採用する
- 全力でプレーしない
フットサルはしんどいスポーツなんです。
でもそれを上回る楽しさがあります。
この記事を読むことで一人でも多くの方のフットサルのしんどさが解消されると嬉しいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。