筆者実は、サッカーとフットサルでは戦術や動き方に大きな違いがあり、サッカーの感覚のままプレーすると、思わぬミスを犯してしまうことがあります。本記事では、サッカー経験者がフットサルで陥りがちな3つのミスと、その改善策について解説します。
- フットサル日本一経験者
- 元Fリーガー（ペスカドーラ町田）
- 自らが選手兼監督を務めるFC NAKAIを立ち上げ、YouTube番組「目指せ！Fの頂」が総再生回数400万超え。
ミス1：同じポジションに居続ける
サッカーでは、各ポジションにおける役割が明確であり、選手は自分のポジションを守りつつプレーすることが求められます。
しかし、フットサルではピッチが狭く、5人制であるため、選手全員が流動的に動き、ポジションをローテーションすることが重要です。同じポジションに留まり続けると、攻撃のパターンが単調になり、相手ディフェンスに読まれやすくなります。
- 動きのバリエーションを増やす：足元でボールを受けるだけでなく、スペースへ抜け出す動きを取り入れましょう。これにより、相手ディフェンスの注意を分散させ、攻撃のチャンスを増やすことができます。
ミス2：パス後のオーバーラップ
サッカーでは、サイドバックがパスを出した後に前方へ駆け上がる「オーバーラップ」が効果的な戦術として用いられます。
しかし、フットサルの狭いコートでこれを多用すると、攻撃スペースが狭まり、相手ディフェンスにとって守りやすい状況を作り出してしまいます。
自分のマークを引き連れてきてしまうのでボールホルダーが2vs1になってしまうのです。
- 動きに工夫を加える：パスを出した後、すぐに前方へ動くのではなく、一度逆方向に動いて相手を惑わせてからオーバーラップするなど、フェイントを活用しましょう。これにより、相手のマークが大回りでついてくるので1対2を作らずに済みます。
ミス3：インサイドトラップの多用
サッカーでは、インサイドでボールをトラップすることが一般的です。しかし、フットサルではピッチが狭く、相手との距離も近いため、インサイドトラップではボールが足元から離れ、相手に奪われるリスクが高まります。
- 足裏トラップを習得する：足裏でボールを止めることで、ボールを足元に置いたまま次のプレーに移行しやすくなります。これにより、相手のプレッシャーを受けても落ち着いて対応できるようになります。
参考動画
まとめ
■サッカー経験者がやりがちなミス3選
・同じポジションに居続ける
・パス後のオーバーラップ
・インサイドトラップの多用
サッカー経験者がフットサルで陥りがちな3つのミスとその改善策を紹介しました。
フットサルでは、サッカーとは異なる戦術や技術が求められます。これらのポイントを意識して練習することで、フットサルでのプレーの質を向上させることができるでしょう。
ぜひ、今回の内容を参考に、フットサルでのプレーを楽しんでくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました！
