今回は、フットサルのプレイ時間についてお話していきたいと思います。
- フットサル日本一経験者
- 元Fリーガー(ペスカドーラ町田)
- 自らが選手兼監督を務めるFC NAKAIを立ち上げ、YouTube番組「目指せ!Fの頂」が総再生回数400万超え。
フットサルの公式戦の試合時間はどれくらい?
一種(大人)は前半20分+後半20分の20分ハーフです。つまり、実際にプレーする時間は40分です。
サッカーでは45分ハーフなので合計90分になります。
え、フットサルってサッカーの半分くらいの時間しかかからないんだ!めっちゃ楽じゃんwww
と思った方。
違うんです。フットサルの試合で実際にかかる時間はサッカーとほぼ変わらないんです。
その理由はプレイングタイム制です。
次の章で詳しく解説します。
プレイングタイムのため、実際にかかる時間はもっと長い
フットサルの試合中では、ボールがラインを割ってピッチの外に出ると時計の針は止まります。
そして再びボールがコートの中に入ると時計が進みます。
このようにインプレー中の時間のみを計測する方法をプレイングタイムと言います。
ちなみにプレイングタイムの対義語として、サッカーのようにボールが外に出ても時間が止まらず、流れ続ける計測方法をランニングタイムと言います。
このためフットサルは前半20分と後半20分の20分ハーフですが、実際の試合時間は2時間前後になります。
アディショナルタイム(ロスタイム)はありません
サッカーのようにアディショナルタイム(ロスタイム)はありません。
サッカーはけが人が出てしまったときや、セットプレーの時間でもたもたしている時間も時計が進むため、試合の最後にアディショナルタイムとして調整します。
フットサルではそういった時間は時計が止まるため、ロスタイムが必要ありません。
プレイングタイムのため、フットサルの試合では遅延行為がほぼ意味がないんです。
見ていてイライラするような遅延行為がないのはフットサルの魅力の一つでしょう。
育成年代や一般大会の試合時間
上述の通り、フットサルの公式試合は「20分ハーフ」で行われます。しかし、これはあくまでも大人の競技フットサルの試合時間です。
育成年代や初心者中級者向けの一般大会では試合時間のルールが異なります。
それぞれ、試合が始まる前にしっかりと確認しておくことが重要です。
一般大会
フットサル初心者・中級者が参加するような一般大会の場合は20分ハーフよりも短いことが多いです。
またプレイングタイムではなくランニングタイム(時計が止まらない)を採用されることもよくあります。
8分~15分くらいが相場と言って差し支えないでしょう。
試合時間については各大会によってまちまちなので、確認が必要です。
一般大会では試合時間について以下を確認しましょう。
- 前後半があるのか一本なのか
- 試合時間は何分か
- ランニングタイムなのかプレイングタイムなのか
この辺を確認しておきましょう!
育成年代(小学生や中学生)
育成年代の試合時間についても20分ハーフよりも短いことがほとんどです。
「12分ハーフ」だったり「15分ハーフ」だったりと大会によって異なるので確認が必要です。
育成年代の大会では試合時間について以下を確認しましょう。
- 前後半があるのか一本なのか
- 試合時間は何分か
- ランニングタイムなのかプレイングタイムなのか
- タイムアウトはあるのか
まとめ
フットサルの試合時間について解説しました。
サッカーと同じ試合時間と考えていた方にとってはすこし、新鮮だったのではないかと思います。
試合時間のみならず、フットサルとサッカーは多くの異なる点があり、フットサルには特有の魅力があります。
是非、ご自身が「プレーする」でも、プロの試合を「観る」でも、どんな形でもフットサルに接していただける入り口にこのサイトがなれればうれしいです。
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ここまでお読みいただきありがとうございました!