- フットサル日本一経験者
- 元Fリーガー(ペスカドーラ町田)
- 自らが選手兼監督を務めるFC NAKAIを立ち上げ、YouTube番組「目指せ!Fの頂」が総再生回数400万超え。
スライディングとは
スライディングとは、簡単に言うと、体を地面に滑らせてボールを取る動作のことです。サッカーでは、この技術はかなり一般的ですが、フットサルにおいてもよくみられるプレーです。
スライディングは、主にディフェンスで使用される技術ですが、攻撃においても追いつくかどうかのギリギリのパスを受け取る際などに使われます。
スライディングが禁止だったのは2010年まで
実は、2010年までスライディングはフットサルで禁止されていました。その影響で、「フットサルではスライディングがダメ」という認識が広まっています。しかし、これは現在では古い情報です。
2010年にルールが改正され、スライディングが許されるようになりました。
特にこのルール改正は、より戦術的なプレーを可能にするとともに、試合をよりエキサイティングにするために行われました。
ルール改正後のスライディングのファール基準
スライディングが許されたとはいえ、一定のルールや制約があります。
スライディングに関してはサッカーと同じルール解釈になったということです。。
そのチャージやタックルが「不用意に」「無謀に」「過剰な力で」行われたと審判に判断された場合は、普通にファールになります。
つまり、相手プレーヤーに接触せず、ボールのみをプレーする場合、スライディングは認められています。しかし、もし相手プレーヤーに激しく触れてしまった場合、レフェリーはそれをファールと判定することが高いです。
基本的には、スライディングを行う際は「なるべく相手に接触しないこと、危険なプレーにならないようにすること」に気を付けましょう。
人やボールに向かってスライディングするのではなく、ボールの進むコースにスライディングをするのがおすすめです。
ショルダーチャージは禁止?【結論:OK】
ショルダーチャージについても勘違いされる方が多いので触れておきます。
ショルダーチャージについても、依然は認めれれていませんでした。
しかし、2010年のルール改正時に、サッカー同様にショルダーチャージは認められることになりました。 サッカー同様に後ろからの危険なショルダーチャージはもちろんファールになります。
接触プレーに関しての基準はサッカーと同じと考えるとわかりやすいと思います。
まとめ
今回は「フットサルではスライディング禁止」という古い認識について、最新のルールに基づいて解説してきました。
- スライディングは2010年以降、許されています。
- スライディングを行う際は、相手プレーヤーになるべく相手に接触しないように注意が必要です。
- ショルダーチャージも基本的には許可されています
- サッカーと同じという解釈でOK
ルールをしっかりと理解することで、もっとフットサルが楽しくなると思います!初心者の方も、これを機にフットサルを始めてみてはいかがでしょうか。
それでは、次回も楽しいフットサルライフを送ってくださいね!以上、最新ルール解説でした!