
こんにちは、中井健介です!
「逆足のキックが苦手です…」
これは、僕がフットサル教室やクリニックで、よく受ける質問です。
僕も右利きで、左足のキックが苦手な時期がありましたが、あるキッカケで左足でも蹴れるようになりました。
「右足しか使えないとプレーの幅が狭くなる」
「試合でとっさに逆足を使えたらいいのに…」
そんな悩みを抱えているあなたに、今日は僕が実践してきた「両利きになるための練習方法」を、初心者にもわかりやすく伝えます。
この記事を最後まで読めば、「逆足キック」克服のための具体的な練習方法や、意識するポイントが、しっかりわかると思います!
- フットサル日本一経験者
- 元Fリーガー(ペスカドーラ町田)
- 自らが選手兼監督を務めるFC NAKAIを立ち上げ、YouTube番組「目指せ!Fの頂」が総再生回数400万超え。


まず「リフティング」でお尻に刺激を与える
まず最初に確認したいのは、
例えば、右利きの人が左足で蹴ろうとしたとき、支えるのは右足だということ。
この「支える右足のお尻(臀部)」に力が入らないと、バランスが崩れてしまいます。
だから、まずは逆足の「リフティング」により、「支える側のお尻」に刺激を与えてあげましょう。それにより、普段あまり鍛えられていない、逆足の筋肉も鍛えられていきます。
◆具体的な練習方法
逆足だけでリフティングをしてみましょう。
ワンタッチリフティングや、蹴り足を地面につけずに行うちょんちょんリフティングなど、色んなリフティングでOKです。リフティングが苦手な人はワンバウンドさせてのリフティングでもOKです。
重要なのは、「支える足のお尻に刺激を入れる」ことです。
- 逆足でしっかり立つ
- お尻の刺激を感じる
ことを意識して、利き足でやってきたことを、逆足でも多く、やってみてください!
これをやると、だんだん支える側のバランスが安定してきます。
「逆足キック=バランスキープ」
これが意識できるようになると、自然と蹴れるようになります。


「ボールタッチ」でも支える方のおしりの筋肉を刺激する
次に紹介するのは、「逆足だけでボールタッチをする練習」です。この時も『お尻の刺激』を意識して行っていきます。
「リフティング」から始めたのは、『お尻の刺激』を感じやすいから、です。
◆具体的な練習方法
すべて『逆足だけ』で行っていきます。
- ワンタッチジグザグドリブルをする
- 足の裏で前に運ぶ。バックも行う
- 他にも、いろんな形で、逆足だけでドリブルする
例えば、右利きの人なら、左足でボールタッチしながら、右足でバランスを取ります。どんどん『お尻』に刺激が入って疲れていくので、鍛えられて、良いと思います!
◆ポイント
- 速くやる必要はありません。
- ゆっくりでいいので、お尻を意識してやってみてください!
このトレーニングをすると、「支える足の筋肉」と「蹴る足の動き」がリンクしてきます。逆足の筋力が鍛えられるだけでなく、ボールタッチなどの逆足の技術も少しずつ、向上していきます。
「逆足で蹴るとき、体がフラフラしてしまう…」
という悩みは、自然と解消されていきますよ。


「歩く」ときに意識することで、普段からトレーニングできる
ここからは、「ボールを使わないトレーニング」についてお話していきます。
やることは、普段の生活の中で、「お尻を意識して歩く」だけ!歩く中で反対の足の「お尻」の刺激を意識する。例えば、こんな場面でやってみてください。
- コンビニまで歩くとき
- 学校や職場に行くとき
- 階段を上るとき
- 走るとき、ジョギングするとき
ここまでのトレーニングで感じることができた疲労感だったり刺激を、歩くときに、ほんの少しでも良いので意識することで、普段の生活の中に、トレーニングを組み込むことができます!


まとめ:今日からあなたも両利きへの一歩を踏み出そう!
今回紹介した3つの練習法をおさらいしましょう。
【ステップ1】
逆足でリフティングして「支えるお尻」に刺激を入れる!
【ステップ2】
逆足だけのボールタッチでも「逆足のお尻」の筋肉を使う!
【ステップ3】
普段の生活から「お尻を意識して」歩く!
「逆足キックは、意識と練習で誰でも身につけることができる」
これは僕自身の体験からも言えることです。
難しく考えずに、やってみれば、反対のお尻の筋肉が使えるようになるにつれて、逆足でも蹴れるようになっていくので、特に苦手な人は、ぜひチャレンジしてみてください!
もしこの記事を読んで、
「やってみたよ!」
「できるようになった!」
「まだ苦手だけど頑張ってる!」
そんな感想があれば、ぜひコメントで教えてください。みんなで一緒に上達していきましょう!
本日もありがとうございました!
また次回、一緒に練習しましょう!