- フットサル日本一経験者
- 元Fリーガー(ペスカドーラ町田)
- 自らが選手兼監督を務めるFC NAKAIを立ち上げ、YouTube番組「目指せ!Fの頂」が総再生回数400万超え。
5ファールとは?
フットサルではファールを5回犯してしまうと、6個目のファールから相手に第2PK(ゴールから10mの位置からの壁なしフリーキック)が与えられます。
5ファールと言いながら紛らわしいのですが、第2PKが与えられるの6回目からなのでお間違いなく!
また、ファールの数は前後半の合計ではなく、ハーフタイムでリセットされます。前半、後半それぞれ20分のうちに5回のファールをしてしまうと5ファールの状態になります。
第2PKはPKよりは決定率は低いものの(30~40%程と言われています)大ピンチであることは間違いありません。
このため、フットサルで勝つためにはファールをシビアに考えてなるべくしないように気を付ける必要があります。
と言ってもしてしまうときはしてしまいますけどね。僕もついいらないファールしてしまって味方に怒られがちです。笑
ファール数の確認方法
試合をしていると、自分のチームがいくつファールをしたか覚えてらんないですよね。でも大丈夫です。
両ベンチの間のタイマーのすぐ近くにあるファールカウンターで両チームのファール数が確認できます。
ファールを1つ犯す度にファールカウンターが1個積まれていきます。
5回ファールをすると赤くなります。
6つ目からは第2PKが与えらえます。
第2PKとは
第2PKは、5ファールがたまった状態でファールをしてしまったチームの相手に与えられるゴールから10mのペナルティキックです。通常のペナルティキックよりも遠い位置でのペナルティキックという認識でよいと思います。
ディフェンスは壁を作ることができません。キーパーとの1対1の勝負になります。
第2PKの位置について
第2PKの位置は、通常のペナルティキックとは違います。通常のペナルティキックはゴールから6m離れたペナルティエリアの先端中央から行われますが、第2PKは基本的にゴールから10m離れた第2PKマークから行われます。(白い丸があります。)
通常のPKとは違い、第2PKではキーパーが前に出ることができます。
ただしボールから5m以上離れたところまでしか前に出れない点には注意です。
第2PKはゴールから10m、ペナルティエリアはゴールから6mなのでペナルティエリアいっぱいまで出ると、反則です。
ペナルティエリアから1m後ろのところまでは前に出れると覚えておきましょう。
(基本的には5mラインには印があります。)
第2PKの位置の選択について
キッカーは第2PKマークもしくは、ファールがあった位置のどちらから蹴るかを選択出来ます。
どちらにせよ壁を作れないことは共通なので、より決めやすいと思った方を選択します。
- 第2PKはゴールから10m離れた第2PKマークかファールの起きた場所のどちらから蹴るかキッカーが選べる。
- ゴレイロはボールから5m離れた位置まで前に出ることができる
まとめ
5ファールをためてしまうと、ファールを恐れて、強くディフェンスに行くことができなくなり、相手チームに有利な展開が生まれます。
フットサルではファールをして展開が有利になることはほとんどないと考えて、いかにファールを減らすかを考えていきましょう。
以上が、フットサルにおける「5ファール」と「第2PK」についての解説です。ルールを理解し、ファールを減らす努力をしてチームの勝利につなげましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました!